診療・検診の流れ

診療・検診は電話での予約制ですが、症状のある方、お急ぎの方は随時受け付けます。

1) 問診:受付後、待合室にて問診票に必要事項をご記入いただきます。その後、ご記入いただいた問診票をもとに、医師が直接お話をお聞きして必要な検査を提案いたします。

2) マンモグラフィ検査:乳房専用のX線撮影装置で検査を行います。圧迫しますので、多少痛みを伴いますが、問題はありません。

3) 視・触診:診察室にてマンモグラフィ検査の結果を医師がご説明いたします。乳房の様子を観察し、乳房に異常がないか診察します。

4) 超音波検査:乳房にゼリーを塗り、超音波を出す専用の装置で 直接乳房を検査します。

マンモグラフィ・超音波検査の結果は、診察室にて当日中にご説明致します。
※吹田市乳がん検診の結果は後日、保健センターから届きます。
※超音波検査で乳腺に「しこり」など異常が確認された場合は、その場で細胞診や組織診などの生検検査を行います。その場合の結果報告は後日(約1週間後)になります。

診察・検査が終了しましたら、そのまま待合室で会計をお待ち下さい。

超音波検査について

ARIETTA 65LE
(日立製作所社製)

乳がんの診断には、マンモグラフィと同様、超音波検査が重要です。超音波検査は、痛みや被ばくなどの負担が少なく、またマンモグラフィでは見えづらい「高濃度乳房」の検査に適しています。
当院では「ARIETTA 65LE」(日立製作所社製)を採用しており、この装置には従来の超音波診断装置(Bモード)に加えて以下の特徴があります。

腫瘤性病変の弾性を画像化するエラストグラフィ
(Elastography)

悪性病変(浸潤性乳管がん):腫瘤の周辺が青く表示され、がんの特徴である硬さを判定できる

超音波を利用して、病変の良悪性の診断に有用な組織の弾性(硬さ)を画像化するエラストグラフィ(Elastography)に対応しています。圧迫を行うことなく画像化が可能なため、精度・再現性に優れています。

保険診療

しこりがある、乳房に痛みがあるなどの症状がある方、また検診機関で精密検査の指導を受けた方は、保険診療が受けられます。例えば3割負担の方では、超音波とマンモグラフィと視触診で、自己負担はおよそ 3,600円程度になります。
*多少なりとも症状があれば、こちらがお勧めです。

自費診療

まったく症状はなく、乳がん検診を受けたいという方は、自費診療となります。検査費用は自己負担していただきます。企業や自治体からの補助がある場合もあります。当院での自費検診費用は、視触診+超音波検査:6,000円、視触診+マンモグラフィ検査:7,000円、視触診+超音波検査+マンモグラフィ検査:10,000円となります。

吹田市乳がん検診

吹田市在住の40歳以上の女性は、当院でもマンモグラフィ検診を受けていただけます。検診費用は1,000円です。詳細は吹田市市保健センター(TEL 06-6339-1212)にお問い合わせ下さい。